上役看護師からの注意なら聞いてくれる患者家族は多い

子育て中のママナース

ナースになって9年目、夫と子ども2人で4人暮らしの女性看護師です。これまで、整形外科や消化器内科など、病棟での勤務を経験しています。いまの職場は、自宅から車で40分という通勤範囲だったし、看護師の友達からいい評判を聞いていたので、ここに決めました。

家族からの差し入れについて悩んだ

入院患者さんに、家族の方が食べ物など少しくらいは差し入れしていただいても別に構わないのですが、患者さんによっては注意してほしいときがあります。背骨の圧迫骨折で入院していた90代のおばあさんに、喉に詰まりそうな大きなどら焼きなどのお菓子を差し入れする家族の方には、正直困りました。その場で家族一緒に食べるだけでなく、おばあさんのためにと大量に置いて行かれるのです。こちらが知らないうちにおばあさんが食べて、喉を詰まらせる危険性がありました。

危険性を説明しても聞いてくれない

おばあさんは少し認知症があり、看護師が食べないように言っても理解してもらうのは難しい状況でした。そのため、家族の方に危険性を説明し、お菓子を置いて帰らないようにお願いしました。けれど、すぐにまた、看護師に確認せず大量のお菓子をおばあさんのベッドサイドに置いて帰っていて、本当に困りました。私は整形外科に異動になって1年目で、自分ではそれ以上どうしていいかわからず、看護師長に相談しました。

師長に説明してもらったら聞いてくれた

看護師長は私の話を聞いて、自分でその患者家族に説明してくれました。すると、家族も納得されたようで、その後はお菓子を勝手に置いて帰ることはなくなりました。そのとき思ったのは、新人の看護師が言っても聞いてくれない場合でも、肩書きのある看護師が言えば、同じことであっても聞いてくれる人が多い、ということでした。

自分の責任にしてしまわないためにも上司に相談を

もし、患者さんが置いたままのお菓子を食べて喉に詰まらすようなことになれば、担当している看護師の責任になってしまいます。あいまいにせずに、自分で対処できないようなことは、上司に相談してみることが大切だと思います。それは看護師として、自分の身を守るためにも重要なことだと思います。それと、患者さんのご家族と接するときは、仲良くなることも良いことだとは思うのですが、きちんと言うべきことは言える、そして聞き入れてもらえるような関係になっておくことが、大切なのではと思います。